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F1

モナコ01
2006年5月25日〜28日 64e Grand Prix de Monaco
 気候
とても天候に恵まれた4日間だった。日中は半袖で十分。ビーチには人が溢れている。ここに来るまではあまり天候は良くなくちょっと寒かったらしい。やっぱり紺碧のコートダジュールはこうでなくてはならない。最高気温で23〜27℃。湿度がないのでカラッとしている。日焼け止めクリーム、サングラスは必須。キャップもあった方がよいだろう。でも、日が落ちたり陰に入ると肌寒く感じる。そこらの服装の調整は必要だ。
ツアーで利用している観戦スタンド『K』は屋根がないので暑さ対策は必要。周りの方に迷惑がかかるので日よけ傘なんぞはとんでもない。もうひとつの観戦スタンド『T』は上層部は屋根がかかるが時間によっては陽が差し込むので調整は必要だろう。
バスや列車は空調が効いているが、古い車両は窓を全開している。ヨーロッパはオープンカフェのところが多く、この季節はとても気持ちが良い。席も外側から埋まっていく。
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ニース:アルベール1世公園モニュメント ニース:ホテルのビーチ 国境付近よりモナコを見下ろす

 お楽しみいろいろモナコ32
人口約32,000の公国はGPウィークとなると世界のセレブが集まる社交の場だ。夜になるとあちらこちらでパーティーが行われている(参加したことはないが)。F1はその中のメインイベントととなる。格式と伝統という言葉が本当によく似合うGP。モナコ公国はすばらしい。他のGPとは全然違う。
街を走る車も変わってくる。ポルシェが大衆車に見えてしまうほど、モナコの街にはフェラーリがやってくる。普通に路上駐車状態。そして、クルーザーの数もとても多い。小さいものから大きいものまで、そして沖合いには大型客船が泊まっている。おそらく毎夜は船上パーティーが行われているのだろう。ニース新港にはBMWの大きなマークが入った客船が泊まっていた。これも世界中の招待客をもてなすための船だ。
モナコの街中を覗いてみよう。坂の多い街で平坦な道は海沿いぐらいのものだ。ちょっと歩くと疲れるが、雰囲気がその疲れを忘れさせてくれる。この期間はあちらこちらでF1グッズが販売されている。オフィシャルものではプログラムが10ユーロ(以下e:1e=約140円)、Tシャツ(3種類の色がある)が16e。イヤープラグは6e。あとは各チームのグッズ。フェラーリものが多い。そしてルノーが続く。最新のものから年代物までたくさんある。そして街の広場では花や果物などの市が開かれ、お土産やさんではポストカードの他にモナコ特有の切手などを販売。王宮近くの土産さんもこの時期ばかりはF1グッズが半分を占めていた。とにかくこの時期はモナコが人で溢れている。カフェにもたくさん。そこで困るのがトイレ事情。公衆のところがほとんどなく、カフェやホテルにちょっとお世話になるしかない。あとは駅の西側にあるフォントビレ地区にあるマクドナルドやショッピングセンター内といったところ。

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GP期間中にぎわうモナコの街
広場の一画
モナコにあるマクドナルド

 サーキットまでの交通
ニース市内に泊まったが、ただいま、マセナ広場をはじめ、街の目抜き通りになるジャンメデサンアベニューをはじめとするところがLRT(LIGHT RAIL TRANSIT:軽量軌道交通)を建設中。完成は2007年9月の予定。今ヨーロッパの町では環境、高齢問題などを考慮してLRTが人気。ニースの町にもきっと似合うことだろう。
ニースからモナコへは列車で移動。運賃は片道3.10e/往復で6.20e。この期間GP用に記念乗車券(1日6.20e)が販売されている。木曜、金曜、土曜、日曜と4種類あり、それぞれ色が違う。利用する日分をまとめて買っておくと便利。改札はないがニース駅(NICE-VILLE)、モナコ駅では駅員による乗車券のチェックが行われていた。無賃乗車はご法度であり、見つかるとかなりの料金を請求される。切符の購入についてはニース駅だといくつかのブースに看板が吊り下げられているので、該当するブースで購入しよう。そして、あとはホームへ直行。行く方向(今年はマシーンのイラストにGP MONACOと記載してある紙が貼り出されていた)を間違いないように。所要時間は約25〜35分。途中5つほどの駅に停まりつつ、風光明媚な景色とトンネルを交差しながら海沿いを進んでいく。一応、時刻表はあるがこの時期は臨時列車もあるのでとりあえず、停まっている列車に乗る。TGVなどの特急列車は別料金が必要となるので注意が必要。
ニース駅は人で溢れかえる。切符を買うのも一苦労だ。本数は朝夕は多いが、お昼の時間帯は少なくなるので注意。時間に余裕を持って行動をしておきたい。また、土日については前述したが、臨時列車が増発されるので便利。
列車以外では、バス、タクシーなどで行く方法がある。バスはニース市内のバスセンターから出発。所要時間は交通事情によるが約40〜60分ぐらい。運賃は5eぐらいだったと思う。タクシーは一番早い手段だが、料金は70-100eぐらいと高くなる。

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ニースヴィル駅 ニースヴィル駅構内 巨大トンネルのモナコ駅(構内が長い)

 ニース
コート・ダジュールの観光拠点。ローマ時代から歴史があり見応え十分。長く続くビーチ(砂浜でなく玉砂利です)は地中海ととてもマッチしている。そしてビーチ沿いに3.5kmにおよぶ遊歩道『プロムナード・デ・サングレ』は日の出と日暮れの散歩にぴったし(自転車レーンがあるので走行には注意をしよう)。日暮れはこの時期サマータイムを採用しているので夜8時30分ごろ。
街中に目を向けると歩行者天国のマセナ通りはいつもにぎやか。ここはカフェやレストラン、ファッション関係のお店など軒を連ねている。おもなブランドの直営店はパラダイス通り(男性にとっては地獄通りらしい)とベルドゥ大通りにある。そして旧市街と呼ばれる地区にはマルシェと呼ばれる市場がところ狭しと軒を連ね、たくさんの果物・野菜やお花、香辛料が並べられている。また一歩中に入ると狭い路地になりこれがまた良い味を出している(スリ盗難に注意しよう。また迷子にならないように)。南仏らしいお土産やさんや、カフェなど。。ニースヴィル駅の北側に行くとシャガール美術館やマティス美術館がある高級住宅地のシミエ地区がある。
小さなショッピングはニースの目抜き通りジャンメドサン大通りにお任せ。マセナ広場に面するギャラリーラファイエット(地下の食料品売り場はとても重宝、ミネラルウォーターなどもここで調達)や少し北にあがるとニースエトワール(大きなショッピングモールで中が吹き抜けになっている)、そして庶民のデパートMONOPRIXなど便利。日曜はほとんどお店が休みなので買い物は土曜日までに。
飲食物については、駅の自販機でミネラルウォータを買うと1本が1〜1.50e。ファーストフードもいくつかある(マクドナルド、KFC、クイックバーガーなど)がだいたいセットメニューで4〜7eぐらい。カフェレストランでは1品が10〜20eぐらいで、飲み物や料理を2〜3皿頼むと25〜40eぐらいになるだろう。もちろん地中海に面しているのでちょっと高くなるがシーフードのレストランも多い。そして日本料理レストランもいくつかある。だいたい夜の定食で30-50eぐらいになる。

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ニース市内はLRT建設中 旧市街の懐かしい雰囲気の路地 歩行者天国

 カンヌへ、エズへ
カンヌへ足を運んだ。同じ時期に世界的に有名なカンヌ映画祭が行われていた。普通列車(2等往復11e)で海岸沿いをひた走り、途中、大きなヨットハーバーで有名なアンティーブを通過。そして約50分ほどカンヌ駅に到着。人口7万人の都市でニースを小さくした感じで、とても歩きやすい。駅から海までは徒歩で約10分。映画祭の会場となるパリ・デ・フェスティバルが見える。映画祭の期間中だったので正面には大きな赤い絨毯が引かれていた(中には入れません)。その絨毯の先には道路を挟んで記者スペースがあり、所狭しと脚立が置かれていた。また敷地内にある噴水の周りには過去の受賞者の手形が施されている。
高台からカンヌの街を見よう。ル・シュケと呼ばれる地区から頂上にある教会をめざす。そしてその敷地内の広場から一望できる。港には大きなクルーザーがひしめき合い、そして沖合いには大型客船が浮かぶ。また海岸沿いにはクロワゼット大通りがあり約3kmにわたり遊歩道が整備されている。公園ではのみの市が開かれていた。
次はエズへ。山の急斜面に張り付いた『鷲の巣村』と呼ばれる村(外的の襲撃・侵入から防御するために山の頂上や斜面にあり、村の造りも複雑な構造になっている)で、この地方にはたくさんある。エズのその中でも代表的で典型的な村だ。ニースから車で約30分。列車だとニースからモナコへ向かう途中にEZE BORD DER MERという駅があるが、その駅から村まではニーチェの道と呼ばれる山道を約1時間ほど登らなければならない。とても体力が必要だ。列車以外ではニースからバスが1日7本ほど運行されているとのこと。タクシーだと50eぐらい。
やっぱり、エズは歩かないと実感がわかない。狭く入り組んだ路地にお土産やさんやペンション・シャトー、ちょっとしたお店など花で飾った可愛らしい雰囲気が観光気分をそそる。村は自体は大きくないので迷うことはないが、ちょっと体力が必要だ。もちろん車は入れないので走っていない。人里離れた雰囲気がとても新鮮に思える。
なかなかGP期間中にここまで足を運ぶ時間はないかと思うが、ちょっと違うものを見たいときにおすすめのスポットだ。

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カンヌを一望(教会内広場より) エズ:風景 エズにあるおしゃれなお店

 モナコ
さあ、モナコの街を歩こう。モナコの西側に位置する大公宮殿と旧市街、そしてフォンヴェイユ地区を中心に紹介する。
モンテカルロ駅は巨大な地下トンネル駅、列車を降りて東へ行くか、西へ行くかで出口がまったく異なる。当社で利用しているスタンド『K』『T』であれば、西側(ニース寄り)に進もう。改札を出て動く歩道(この時期は事故防止の為に作動していない)を使い進むと駅前のタクシー乗り場前に出てくる(工事中だった)。そこから少し下るとアルメス広場に出てくる。反対に駅を東側に出ればトンネルを伝ってモンテカルロ方面に出る(帰りは入場規制がされており、ニース方面へ帰る方は東側の入口利用となっていた)。
丘の上にある大公宮殿と旧市街に向かう。坂道を登りきったところが(裏側にエレベーターもある)パレ広場となり見渡しが最高。ここから東方向に見下ろすとコース全体とヨットハーバーをみることができる。反対に西方向を見ると新しい建物が多いフォンヴェイユ地区を望むことができる。やっぱり日本と同じで大公とそれに関連するところは高台がいいのだろう。見下ろすととても気分が良くなる。また、この広場にある大公宮殿へ入場見学が可能。お昼には規模は小さいが衛兵交代の儀式が行われている。のんびりするにはもってこいで時間が一瞬ストップする感じがする。それに旧市街はとても洗練されていてちょっと散歩するにはとてもいい。旧市街と言えば汚く入り組んだ印象があるがモナコの旧市街は他の町とは違ってさすがモナコという雰囲気がある。この旧市街は約30分ぐらいで1周できる。おもな建物は海沿いにはモナコ大聖堂と海洋博物館がある。モナコのお土産でよく言われているのは王室御用達のチョコレート『Chocolaterie de Monaco』がある。場所は旧市街のPlace de la Visitationにある。値段はちょっと高めだが上品でおすすめでしょう。
次はフォンヴェイユ地区へ。駅から西(ニース方向)へ歩き、2つほどエスカレーターを降りてショッピングセンターを通るとこの地区に着く。向かったのはSTADE LOUIS-U。サッカークラブのASモナコ(フランスリーグ1に所属)の本拠地で約20,000人を収容する。あまり大きくないスタジアムだがリーグ戦は満員にならない。でもモナコ公国は税金がかからないので有名な選手がよく在籍している(リーグ戦以外にもUEFAスーパーカップなど大きなイベントも行われている)。スタジアムは周りの雰囲気を潰さないように高さがあわせられ、造りや色も周りの建物にとても調和している。そしてもう少し歩くとマリオットホテルがあり、その前のカップデデイル港にはたくさんのクルーザーが停泊していた。この地区は人通りは少ないが、F1GP期間中は大型バスの駐車場と化している。

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パレ広場にある大公宮殿 パレ広場よりTスタンドを見下ろす フォンヴェイユ地区
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モンテカルロサーキット(オフィシャルブックより)

 木曜日と金曜日
木曜日はフリー走行が行われた。Kスタンドの場合はKまたはMのゾーン指定。Tスタンドの場合はT1から3までのそれぞれスタンド内で自由席となっていた。Kスタンドに向かう。時間が遅かったのか必然と真ん中のK4スタンドに誘導された。天候は快晴。木曜日なので席も少し余裕がある(でもK1やK2は埋まっていた)。ハーバーにはクルーザーがたくさん泊まっている。モナコはこうでなければ! エンジン音は前からだけでなく背後からも響いてくる(背後がスタートから1コーナーへの突っ込みにあたる)。これがKスタンドの醍醐味。下位チームやサードドライバーにとっては初日のフリー走行がとても貴重なのでどんどん周回を重ねていく。大きなトラブルはなかったがモナコGPが始まったという実感が湧く。また、GP2やポルシェカップなどのサポートレースも行われているのでこちらもあわせて観戦するのも良いだろう。この日のトラックオープンは18:30だった。オープン後はタイヤーのラバーがあちらこちらに散乱しているし、あっという間に普段のモナコに戻る。このギャップも良い。
続いてTスタンドへ。ちょっと入口(PORTE)まで辿り着くのはややこしかったが、ゲートでチェックを受け陸橋を渡りスタンドへ。ここはピットガレージを見渡すことができ、Kとは違う光景が目の前に広がる。慌しいピット作業が繰り返され、ドライバーやチーム関係者がピットの遊歩道を利用して出入りをしていた。2回目のフリー走行が終わりの頃にシューマッハが登場する。そうするとスタンドからは大きな声がかけられ、シューマッハはみんなに手を振ってくれた。これはこのスタンドでしか味わえないものだろう。またTスタンドの後はすぐ海。そこには海上タクシーなる小さなモーターボートが泊まっていた。そのタクシーを使ってクルーザーは客船はたまた隣の地区に行くのか? 次に利用してみたい。
それぞれのスタンド内では料金はちょっと高めだが簡単なもの(サンドイッチ、アイスクリームなど)やお菓子や飲み物(コーラやビールなど)が販売されている。また、スタンドの外に出ても良い。再入場は可能。ただし、再入場する際には出る時係員から渡されるそのスタンドの半券が必要となるので注意しよう。トイレは簡易のもので台数はハッキリ言って少ない。
金曜日はF1は行われていないが午前中だけサポートレースがある。午後はトラックオープンされ、普段のモナコに。そしてピットでは遊歩道を使ったピットウォークみたいなものが行われていた。チームによってはドライバーが即興のサイン会をしたり、ピット作業の練習そして確認など、普段みられない現場の風景が垣間見れたような気がした。

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K4スタンドからの観戦 Tスタンドからの観戦 ピットレーンより(金曜日)
 土曜日
ニースよりモンテカルロの駅に着いたが木曜と違い人が多い。スタンドに向かうのもちょっと苦労した。トイレ(スタンド敷地内を利用)もちょっと並んだ。K2(指定席)に座り予選を観戦する。ここではヌーベルシケインが突っ込みからプールサイドまで抜けるところを見渡すことができる。今日も良い天気。今シーズンから予選方法が変わったので、ちょっと戸惑いがあった。現地で生観戦しているものにとっては目の前をたくさんマシーンが走り抜けるのはうれしいが、どこで盛り上がっていいのかがわからない(もちろん最後の結果を見て盛り上がるが。。)。ジャイアントスクリーンとにらめっこしながらの観戦だった。結果はシューマッハがこの時点ではポールだったが、最終のラップでまさかのヒット&エンジンストールで立ち往生。アロンソへの妨害ともとれる行為で、後味が悪いものとなった。最後には審議されることになったがどうなるものか。。。とりあえずこの場においてティフォシは喜んでいた。(詳しくはF1速報やF1グランプリ特集を参照ください)
予選が無事に終わり駅に向かった。帰りは通行規制が引かれ、ニース行きは東側のトンネルへと誘導された。そしてニース行きの臨時列車に乗り戻った。皆様はそのあとのサポートレースを見て、カジノなど嗜み、トラックオープン(19時)まで自由気ままに楽しんだことだろう。それができるのもモナコの醍醐味。
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K2スタンドからの観戦 K2スタンド背後より クルーザーが並ぶ

 日曜日モナコ27
やってきました決勝日。今日も快晴。ニース駅は満員。切符は前もって購入していて大正解。そしてホームに停まっている列車に飛び乗る。しかしなかなか出発しない。時刻表もあってないようなものである程度人数が乗ったら出発するみたいだ。ようやくモンテカルロ駅に到着。最初の広場で“THE RED BULIETIN”が配られていた。これはレッドブルが発行する無料ニュースペーパー(24ページ)でいろいろな情報やゴシックネタを提供している(表紙はシューマッハにここは駐車禁止と警告。最後のページはお互いの戦略や性格を巡ってフィジケラとジャックが相撲を取っていた。もちろん合成であるが結構笑える)。チケット売り場に行ったがさすがに決勝は全席売り切れ状態。違法なダフ屋が若干いてたが無視。スタンドへ向かう。途中、花壇に腰掛けて腹ごしらえ。そしてKスタンドに入る。すでにドライバーズパレードは終わっていたがスタンドの観客は決勝が始まるのを今か今かと心待ちにしていた。
ピットレーン近くではいろいろな式典が行われ慌しくなっていく。そして、フォーメーションラップのために各マシーンがコースを1周する。するとシューマッハのマシンがない。昨日の妨害行為とも取れるものが委員会で故意なものと判断され、予選記録なしのかなり重いペナルティで最後尾に廻されてしまい、あえなくピットスタートとした。ちょっとガックリだった。シューマッハVSアロンソの今シーズン注目の赤青直接対決がとても楽しみだったに。。。フェラーリはピット作戦を変えてくるだろうがここはモナコ。そこまで甘くはない。そしてトラック上ではレース主催者でもあるモナコ公国の大公がオープンカーでコースを1周していた。さあ、第64回モナコGPの始まりだ。スターティンググリッドのために1周する。緊張感が体中をかけめぐる。ランプが消えて一斉にスタート!! 背後からの途轍もない振動と爆音だ。アクシデントもなくスムーズに進行する。最初のラップはアロンソがとる。最初5週目までマシンが行きかう度に前の観客が立ち上がりそれにつられて全員が立ち上がるものであまりレースが見えないのでしんどかった。そうすると座って観戦する方が立っている人に座りなさいその都度注意するのだが、みんな立っているじゃないかと当然のように反論してくる。しかし、最後にはきっちりと座って観戦することができた。レースの詳しい展開は専門誌にまかせるとして、動きができたのはMウェバーのリタイヤからだ。坂道のところでエンジンから黒い煙が上がっていた。そして、その後ライコネンを始め数台がリタイアに見舞われる。シューマッハは怒涛の追い上げをするがアロンソまでは全然届かず、順位が動くなか、圧倒的なレース展開でアロンソが前回の母国スペインの続きモナコも制した。初めてのマイスターだった。ウイニングランはマーシャルも含めてお祝い。2位はモントーヤ。3位はクルサード。4位にバリチェロ。残念ながら琢磨選手は途中リタイアとなってしまった。表彰式は直接見ることができなかったが、シャンパンファイトはミシュランの関係でおこなわなかった。そして今回の驚きは3位のクルサードであろう。さすが熟年のうまみ。初めてレッドブルに表彰台をもたらした。しかも、スポンサーが昨年のスターウォーズに続いて今年はスーパーマン。マシーンはあまり目立たないカラーディングだったが、表彰式でクルサードはスーパーマンのマントをつけて登場。あの体格だからよく似合う。なにもはともあれ、64回目のモナコGPは無事に幕を閉じたのであった。
そのあとは足早に駅へ向かった。通行規制の中、運よく来た列車に乗ることができ、あまり時間がかからずニースへ戻ることができた。本当に天候に恵まれた4日間であった。レースは波乱がなくちょっと面白みにかける部分はあったと思うが、楽しく無事に観戦ができたことが何より。モナコGPはいつでも観客すべてを魅了する!

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モナコ30
モナコ大公トラック1周 K8スタンドからの観戦 プールサイド側を見る

最後に今年もたくさんの方に参加いただき誠にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
以上、この観戦記は日通旅行スポーツデスクがお届けしました。

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